『ブルグミュラー絵本』amazonにて大好評発売中!

ご挨拶

・物語を読むと、きっとクラシックが好きになる!
・絵本物語からのクラシック音楽入門!
・不朽の名作の一曲一曲の音楽的エッセンスが珠玉の絵本物語に!
・ピアノ好きの子供から大人たちへ!
・物語とイラスト、見開きで1話(1曲)完結!
・コンサートや発表会、レッスンにも使える!
(プロジェクターや印刷用のイラストデータはBASEにて販売中!)

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【ブルグミュラー没後150年記念】

 ヨハン・フリードリヒ・フランツ・ブルグミュラー(1806-1874)の『二十五の練習曲』は、その教育的な意義と曲想の詩的な魅力で、今日、日本をはじめ世界中で愛されている珠玉の小品集です。ブルグミュラー没後150年という記念すべき年に、この美しい音楽のすばらしさをより多くの方に味わって頂けるように、物語絵本を創り上げました。
 この絵本では、『二十五の練習曲』の一曲一曲に、独自の物語を創作しました。たとえば、「アラベスク」は、アラベスク模様から連想される物語世界を描き、「バラード」はシューベルトの「魔王」との類似を示唆しつつ、心の深層に触れる物語を紡ぎ出しています。これらの物語はブルグミュラーの楽曲についての一つの解釈です。
これらの物語の多くが、ブルグミュラーが活躍した十九世紀のパリの雰囲気を反映しています。この絵本は、ピアニストの皆様にとって一つの示唆になることを期待すると共に、音楽を演奏しない方々にも音楽を聴きながら楽しめる絵本となるよう願って制作しました。ピアニスト・杉浦菜々子による演奏解釈や教育面での示唆、監修も大きな支えとなっています。
そして、この絵本の画期的な特徴は、全てのイラストがAIによって描かれている点です。AI技術によるイラスト制作は、「AIとの共同作業」という未来社会の課題に取り組む興味深いものでした。
尚、本書の物語のタイトルは東音企画版の邦訳タイトルに準拠しています。この絵本がブルグミュラーの音楽を、深く味わう一助となれば幸いです。

令和六年一月吉日                
高久弦太(作者)・杉浦菜々子(監修)

『ブルグミュラー絵本』あとがきより

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